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1.10.2019

【2019年1月更新】アクセスランキング

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→1.アメリカの就職事情
公開日:2009/10/24
PV:1189

→2.子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!(幻冬舎新書)
公開日:2011/03/27
PV:818

↑3.確定拠出年金VS変額年金保険
更新企画
PV:514

↓4.くたばれ!就職氷河期(角川SSC新書)
公開日:2010/10/03
PV:481

↑5.ワークシフト(プレジデント社)
公開日:2013/7/19
PV:476

↓6.即戦力は3年もたない ~組織を強くする採用と人事 (角川oneテーマ21)
公開日:2011/2/12
PV:279

↑7.キャリア教育のウソ
公開日:2013/11/14
PV:228

↑8.【お金・保険】米ドル建て資産について考える
公開日:2016/09/01
PV:185

↓9.新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか ~失敗しないための採用・面接・育成~(光文社新書)
公開日:2010/04/10
PV:179

↓10.就活エリートの迷走(ちくま新書)
公開日:2010/12/23
PV:175

↓11.小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!(中経出版)
公開日:2011/09/11
PV:169

↓12.フランスにおける企業研修(日仏経営学会誌)
公開日:2010/04/17
PV:161

↓13.ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪(文春新書)
公開日:2012/12/1
PV:144

↑14.人生を無駄にしない会社の選び方(日本実業出版社)
公開日:2010/6/20
PV:139

↓15.フランスにおける職業教育の諸相(社会政策第7巻第2号 ミネルヴァ書房)
公開日:2016/4/13
PV:107

↓16.知って役立つ労働法
公開日:2014/9/13
PV:100




記事最終更新日:2019年1月

4.24.2011

日本人の死に時 ~そんなに長生きしたいですか(幻冬舎新書)

お金がないと、生活がいろいろと制限される。お金がすべてではないけれど、お金がないと、本を読んだり、旅をしたり、人と会ったり、情報を発信したり、芸術と接したり、子どもに投資したり、という文化的生活が制限される。お金だけではない、時間もそうだ。お金があっても、それを使う時間がなければ、十分な満足感は得られないだろうし、その逆もしかりだ。という一般論を述べて、本題に入る。

理想的な人生を考えることは、理想的な死に方を考えることと、意味は似ているようだが実際は違うものである。自身の死を真剣に考えることによって、人生の意味を問い、どう生きるかを考えることにつながる。死ぬ準備(理想の死に方)を前もって考えておけば、理想的な人生を送ることに大いに役に立つ。この当たり前の主張を自分の中で整理・補強するにに役立つのが、「日本人の死に時 ~そんなに長生きしたいですか(久坂部羊著、幻冬舎新書)」である。
私にとって、勉強になった部分、なるほど、と思った箇所を抜き出してみる。


長生きするとどんなことが起きるのか
●排泄機能の低下
排泄機能にも寿命があり、その寿命と、身体のどちらが先に尽きるか。身体の寿命が先なら、垂れ流しになる前にめでたく死ねますが、逆なら下の世話をしてもらわなければならない。
●筋力低下
筋力が低下すると、起き上がれない、着替えられない、入浴ができない、食事、洗面、歯磨きもできない、寝返りも打てないということになります。さらに進むと、声も出にくい、食事も飲み込めない、息をするのも苦しいということになる。
●歩行困難
筋力低下でまず来るのが、歩行困難です。これは脳梗塞やパーキンソン病などがなくても起こります。
●関節の痛み
●うつ病
身体の機能が低下し、容色も衰え、能力も失われます。がんや心臓発作の恐怖に怯え、腰や膝の関節の痛みに泣く。連れ合いに先立たれたり、家族に阻害されたり、社会的な地位や居場所を失ったりということもあるでしょう。当然、気持がふさぐ。これが老人性うつ病の起こる仕組みです。
●不眠
疲れたら眠る。若い人には当たり前のことです。しかし年をとると、眠るのにも体力がいることがわかります。
●呼吸困難
●めまい・耳鳴り・頭痛
●嗅覚・味覚障害
●麻痺・認知症
お断りしておきますが、以上は長生きをすると出てくる症状のすべてではありません。体質や生活習慣によって、もっとさまざまな症状が出ます。もちろんすべての症状が出るわけではありませんし、いつ出るかも人によります。
(19~27P)

むかしはみんな家で安楽死していた
近代医療の発達する前は、たいていの人が自分の家であまり苦しまずに死んでいました。自然に任せておけば、人間はそれほどまでに苦しまずにすみます。
死が苦しくなるのは、人間があれこれ手を加えるからです。放っておけば、そんなに苦しむ前に力尽きて死にます。
今は医療が発達しているので、つい期待してしますのでしょう。たしかに昔に比べて、治る病気は増えました。しかし、こと死に関しては、近代医療とて無力です。治療を受ければ、死を遅らせたり、楽にできるかもしれないと思うのは幻想です。いや、むしろ治療することで、死が苦しくなっているケースのほうが多い。身体は死のうとしているのに、無理やり引き止めるのですから。
安楽死というと、何か積極的に手を下して死なせるようなイメージがあるのではないでしょうか。だから、非道だ、殺人だということになる。そうではなくて、自然に成就する安楽死も多いはずです。
つまり、もう助からないとなったとき、無駄な延命治療をせずに、ある程度自然に任せたほうが楽に死ねるということです。
(145~146P)

求められる“死の側に立つ医師”
多くの医師は、病気を治すことしか考えていません。だから、患者の死からはできるだけ目を背けていたい。死に行く患者や老人は、ある意味で医師にとっては敗北の象徴なのです。
だれでも安心して楽に死にたい。それは当然の重いでしょう。だけど長生きに執着したり、やみくもに死を避けようとしていると、そのチャンスを逃がしてしまいます。どこかで生かす医療から死なせる医療にハンドルを切らなければならない。治すことばかり考えている医師には、その発想がありません。適当な時期に上手に死ぬためには、それを支えてくれる専門家が必要です。それが“死の側に立つ医師”です。
快適な死を支えるためには、幅広い知識と確かな技術が必要です。信頼感や安心感を与える人間的な度量も求められるでしょう。しかし、これまでの医学は病気を治すことばかりに気を取られていたため、快適な死を実現する方法をほとんど確立していません。死を支える医療は、全分野の中で明らかに遅れているのです。
死をマイナスのイメージばかりでとらえていると、いざというときに、必要な医療が受けられません。そろそろ人生のエンディングを前向きに考え、死の側に立つ医師を本気で育てる時代になっているのではないでしょうか。
(166~168P)

寿命を大切にするということ
楽な最期を迎えるためには、自然の寿命を大切にすることだと私は思います。すなわち天寿です。私は長寿には反対ですが、天寿には賛成です。
寿命というものは、不公平に与えられています。他人をうらやんだり、自分のそれを無理に延ばそうとしても、苦しいばかりです。自分に与えられた寿命を十分に生かしきること。それが苦しみの少ない最期につながるのではないでしょうか。
寿命が近づいた段階で慌てても、それは手遅れです。だから、若いうちから悔いのない生き方をしておかなければなりません。長寿を願ったり、健康情報に振り回されている人たちは、今を忘れて、遠い先ばかりを見ているように思います。今を十分に生きていないから、未来に逃げているのでは?
寿命を大切にするということは、ごく当たり前のことをすることです。バランスの取れた食事、十分な睡眠、清浄な水と空気、適度な運動、気分転換、ゆったりとした精神状態など。
(188~189P)

11.20.2010

外語祭

東京外国語大学の学園祭「外語祭」にお邪魔してきた。19日から23日までの5日間開催される。今日はオープンキャンパスもあったみたいで、かなりの盛況ぶりだった。

大阪の学生時代に言語学の授業で非常にお世話になったA准教授(ご専門は西夏語)が、東京外大にいらっしゃるので、久しぶりにお会いして、学園祭を見て回った。

私はペルシア語出身なので、ペルシア語劇は外せないということで見てきた。12世紀のペルシャ詩人ニザーミーの叙事詩「ハフト・ペイキャル」をもとにした内容だった。キャストが15人いて、私が2002年に語劇をした時の人数14人と比較してしまった。話の最後はあっけない感じがしたけれども、演技やペルシア語のレベルは相当高いように感じた。かなり練習をされたのだと思う。

A准教授は西夏語がご専門だということで、イランとは関係ないのだが、付き合っていただいた。西夏が栄えていた12世紀はまさしくペルシアでは詩が盛んに作られていた。西夏にも詩歌はあるとのことだったが、かなり難解であるとのこと。イラン系の人も西夏には来ていただろうから、その関連性が知りたいところだ。


ペルシア詩人の紹介(URLはウィキペディア)

●フェルドウシィー(934-1025)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%A3%E3%83%BC

●オマル・ハイヤーム(1048-1131)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A0

●ニザーミー(1141-1204)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC

●サアディー(1181-1291)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC

●ルーミー(1207-1273)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC

●ハーフェズ(1325-1389)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%BA

以上の詩人が、ウィキペディアでHITしました。

1.11.2010

高校受験

「先生は大学を出ているのに、どんだけ時間がかかっているんですか?」
神奈川県の公立高校入試の数学の過去問を解いている時、何度、中学3年生の教え子からこの言葉を浴びせられたことか。この3連休の中の10時間を数学の過去問に捧げた。中学生の問題と言えど、正直、結構難しい。大問が7問ほどあり、私は1問あたり15分くらいかかっている。制限時間は50分なので、とても終わりやしない。

外国人が県内の公立高校を受ける場合、3教科で良い。国語と数学と英語だ。私は数学の先生として、土日、駆り出され、教え子の分からない問題を解き、その解説をしている。だが、私は規則性の問題は特に苦手らしく、解くのに予想以上に時間がかかる上、うまく説明できないので、彼女からのきついつっこみが入る。
「先生はどうやって大学に入ったんですか?」

中国の小中学生は相当勉強熱心のようだ。2か月の夏休みも2週間を残して返上し、学校で補習授業を行う。小学校の授業のほとんどは国語、数学、英語で、この3教科がかなり重視される。彼女の言葉を信じると、勉強のレベルもどうやら日本よりも高そうだ。そこに、私は中国の勢いを感じた。

私が必死に数学の問題を解いている時、彼女は古文の現代語訳を書いていた。中国人が日本の文化に触れている。それを見て、三国志や水滸伝、史記などの物語を小中学校の時に(日本語で)読んでいたのを私は思い出した。