8.21.2014

★大富豪アニキの教え(ダイヤモンド社)

 妻が買った本を借りて読んだ。これがなかなか面白い本で、参考になる考えが多かった。

「大富豪アニキの教え(丸尾孝俊著・ダイヤモンド社)」という本で、私が特にひかれた箇所を引用してみます。まさしく、こういう考え方もあるのか、こういう人もいるのか、という本でした。


◆天職
仕事は天職を探して、それに就職すののが一番なんでしょうか?
『自分の好きな仕事が見つからないっていうのはな、正直「マジそれ!何を言っちゃっているのかな?」と思うわ、オレに言わせたら。
ようするにや、「仕事が好き」とか「仕事が嫌い」とか、そんなことで仕事を選んでいけないんや。
いったんな、今、現状で、「好きな仕事」が見つかっていないのであればや…、「仕事」=「お金儲け」に置き換えてみるんやて。
ようするに、「好きな仕事」ではなくて、「ごっついお金が儲かる仕事」を選択すればええんや。
たとえばな、ごっつい儲かる仕事をしていてな、年収3000万円とか稼いじゃったとしたならばや、ほとんどの人は、その仕事を好きになっちゃうんじゃないのか?』
(177-178P)


◆就職・転職
会社選びのコツというのはありますでしょうか?
『やっぱり「人」や、「人」をちゃんと見んといかんのやて。すべては「人」にありや。
そんでな、「人」というてもな、「トップ」とか「社長」とか、そんなに偉い人でなくてもええんや。
むしろな、自分の同僚くらいの年齢の人とか、ちょっと先輩くらいの年齢の人とかを見てな、
そいつが「魚の腐ったような目をしたヤツ」なら、そんな会社は受けんほうがええわな。
逆にや、そいつらが「イキイキ、キラキラした目」をしたヤツだったら、そんな会社はええと思うねんな。
そや。あとはな、「平社員と上司の距離が遠い会社」とか、「平社員と社長の距離が遠い会社」はやめたほうがええな。
「社長は部長クラスとしか話さない」とかな、そういう会社はダメなんや。
逆にな、平社員と部長がメッチャ親しいとか、平社員と社長が一緒に食事をしちゃっているとか、
社長が1日1回は、現場にやってきて、みんなに話しかけるとかな、
そういう会社は「一丸」となっている会社やから、就職してもええと思うよ。
トップが常に「現場に来ている」みたいにな、トップがいつも最前線にいるような会社は、間違いなく強い会社やねん』
(225-226P)