東京外国語大学の学園祭「外語祭」にお邪魔してきた。19日から23日までの5日間開催される。今日はオープンキャンパスもあったみたいで、かなりの盛況ぶりだった。
大阪の学生時代に言語学の授業で非常にお世話になったA准教授(ご専門は西夏語)が、東京外大にいらっしゃるので、久しぶりにお会いして、学園祭を見て回った。
私はペルシア語出身なので、ペルシア語劇は外せないということで見てきた。12世紀のペルシャ詩人ニザーミーの叙事詩「ハフト・ペイキャル」をもとにした内容だった。キャストが15人いて、私が2002年に語劇をした時の人数14人と比較してしまった。話の最後はあっけない感じがしたけれども、演技やペルシア語のレベルは相当高いように感じた。かなり練習をされたのだと思う。
A准教授は西夏語がご専門だということで、イランとは関係ないのだが、付き合っていただいた。西夏が栄えていた12世紀はまさしくペルシアでは詩が盛んに作られていた。西夏にも詩歌はあるとのことだったが、かなり難解であるとのこと。イラン系の人も西夏には来ていただろうから、その関連性が知りたいところだ。
ペルシア詩人の紹介(URLはウィキペディア)
●フェルドウシィー(934-1025)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%A3%E3%83%BC
●オマル・ハイヤーム(1048-1131)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A0
●ニザーミー(1141-1204)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC
●サアディー(1181-1291)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC
●ルーミー(1207-1273)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC
●ハーフェズ(1325-1389)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%BA
以上の詩人が、ウィキペディアでHITしました。