私が契約している変額個人年金保険の現時点での
解約返戻金は、237,063円です。
これまで支払ってきた保険料は、237,588円ですので、
解約返戻率は99.78%ということになります。
一方で、積立金額の運用実績は10.30%と割と好調です。
これは年率換算された数字です。
そこから保険会社がどのくらい手数料をこれまでとってきたのかを
参考値として計算したいと思います。
この手数料については、
ソニー生命のパンフレットには、
・契約の締結などに要する費用(いくらか不明)
・契約の維持に要する費用(いくらか不明)
・死亡保障に要する費用(いくらか不明)
・特別勘定運用費用(世界株式型の場合は年率0.5756%)
などの費用が保険料や積立金から控除されると書かれてあります。
この控除された手数料を計算したところ、
73,679円でした。
計算方法は、運用実績が10.30%なので、
4年と少しの契約期間から、契約当初を100とした積立金は144.63に増えていることになります。現在の積立金額(解約返戻金)は237,063円なので、比率で解くと、契約当初の積立金は163,909円となります。もちろん、月払いであり、実際には契約当初の積立金額とは異なっているのですが、トータルでざっくり7万強の金額が差し引かれていると思われます。
運用実績好調の裏には、高額な手数料があることを思い知らされました。